REALTEK

リアルテック、AV1ビデオデコーダと複数のCAS機能を内蔵した世界初の4K UHDセットトップボックスSoC(RTD1311)を発売

2019/06/18

台湾・新竹-2019/6/17- ネットワークとマルチメディア用ICで世界をリードするICプロバイダーのリアルテック・セミコンダクター社 (Taiwan Stock Exchange: 2379.TW) は、AV1ビデオデコードおよび複数のConditional Access System(CAS) 機能を内蔵した世界初の4K UHDセットトップボックスSoC(RTD1311)を発表しました。

リアルテックのRTD1311は、強力なARM CPUを組み込み、新しいAV1デコーダビデオテクノロジを統合した最初の製品です。 このチップは、HEVC 1080Pエンコーダ、すべてのHDR規格、及びHDMI 2.1、USB3.0、PCI-eなどの多様な出力インタフェースをサポートするとともに、遠距離の音声認識機能も内蔵しております。 RTD1311は、さまざまなミドルウェアとCAS機能を統合して、セットトップボックスに最適なソリューションプラットフォームを提供します。 さらに、RTD1311は、ケーブルと衛星の異なる信号に同時に応答するために、DVB-C復調器と複数のTSインタフェースを内蔵しております。リアルテックは、BluetoothリモートコントロールユニットとWi-Fiチップソリューションを含む完全なポートフォリオを保有する数少ないシリコンベンダの1社です。これにより、最終的にODMへのシステム統合プロセスが簡素化されます。

RTD1311は、遠距離音声、安全な暗号化、およびWi-Fiネットワークの要件を満たすセットトップボックスに特化したSoCです。 ユーザーエクスペリエンスが向上するだけでなく、セットトップボックスがホームメディアセンターで重要かつ創造的な役割を果たすことも可能になります。

リアルテックの副社長兼スポークスマン、Yee-Wei Huangは、「近年、大型の超高精細テレビの人気と高画質ビデオに対するユーザーの需要により、4Kセットトップボックスの普及率は飛躍的に向上しました。 RTD1311のセットトップボックスソリューションは、急成長している4Kセットトップボックス市場の高まる需要を満たすためにシステム開発サイクルを短縮する、高度に統合された高性能プラットフォームです。」と述べています。

リアルテックの代理店がBroadcastAsia 2019(6月18日〜6月20日、Suntec Singaporeコンベンション&エキシビションセンター)に参加しますので、会場で直接お客様とお会いして質問に答えることができます。 BroadcastAsia 2019期間中にRTD1311の実装に関して弊社担当と相談したい場合は、このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。にお問い合わせください。

リアルテックについて
 リアルテック・セミコンダクター社は、世界をリードする半導体プロバイダーで、通信ネットワーク、コンピュータ周辺及びマルチメディアに関する幅広い用途の半導体の設計開発を行っております。具体的には、10/100/1000/2500M イーサネットコントローラーとPHY、10/100/1000M イーサネットスイッチ用コントローラー、メディアコンバーター用コントローラー、ゲートウェイ用コントローラー、ワイヤレスLAN用コントローラー、APルーター用SoC、xDSL, VoIPソリューション、Bluetooth、xPON、IoTソリューション、車載用イーサネットソリューション、携帯電話やPC向けの高品質オーディオソリューション、カードリーダーコントローラー、ウェブカメラ用コントローラー、LCDモニター/アナログTV/デジタルTV用コントローラー、デジタルホームセンター用コントローラーを提供しています。リアルテックは、RF、アナログ及びミクスドシグナル回路関する高度な設計の専門知識と強力な製造とシステムの知識を持ち、高機能、高性能な競争力のあるトータルソリューションを提供しています。詳細は弊社ウエブサイト www.realtek.comをご参照下さい。

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